私たちの目指す未来
服は、 窓。
世の中には、着たい服を選べない人がいます。病気や障害のある人、年齢やケガによって、着やすさを優先せざるを得ない人たち。
その現実に、私たちは正面から向き合いたい。キヤスクが届けているのは、ただの「お直し」ではありません。ひとりの「着たい」を尊重し、実現するための、手ざわりのある対話です。
その営みは、単なるサービスを超えて、アパレル産業そのものを変えていく力になり得ると信じています。私たちは、障害や病気のある方々のリアルな声。その声に、まっすぐ寄り添うキヤストの手。そのすべてをもとに、社会との協働を通じて、誰一人取り残さない服の選択肢を、少しずつ、根づかせて いきます。
まずは、目の前の一着に、誠実に向き合うこと。その積み重ねがやがて、服づくりの当たり前を少しずつ変えていく。
そしてもう一つ、忘れてはならないのは、服が「社会につながる窓」になりうるということ。
さまざまな世界へとひらかれる窓と、そのまわりをやさしく照らすひかりを、私たちは届けたい。誰もが、好きな服を、好きだと言える未来へ。そして、好きな服で、社会とつながれる未来へ。キヤスクは、そのはじまりを、静かに縫っています。